【怒ると叱るの違い】〜人材育成に欠かせないリーダーの伝え方〜
- 嵩龍 杉本
- 7 日前
- 読了時間: 3分
あなたは「怒る」と「叱る」、あなたはその違いを説明できますか?
新年度になって、昇格、異動などの時期ですね。
職場でのコミニケーションで一番の悩みは、「どうやって注意・指導をするか?」
職場でのコミュニケーションにおいて、「叱る」という行為は時に必要です。
しかし、多くの方が無意識に「怒る」ことと混同してしまい、結果として人材が育たなかったり、関係性が壊れてしまったりという問題を抱えています。
私たちは、怒ってしまった経験が誰にでもあります。
しかし、部下や後輩の成長を願うのであれば、「叱る力」を身につけることが重要です。
■「怒る」と「叱る」の比較

項目 | 怒る | 叱る |
感情 | 感情的に | 理性的に |
対象 | 自分のために | 相手のために |
焦点 | 過去に焦点をあてて | 未来を見据えて |
エネルギー | 怒りと勢いで | 愛と勇気で |
言葉選び | 自分の言いたいように | 相手に伝わるように |
スタンス | 感情にまかせて | 試行錯誤しながら |
このように見ていくと、「叱る」ことは高度なコミュニケーション技術であり、信頼関係を築きながら相手の成長を支える行為であることがわかります。
■なぜ「叱る力」が今、求められているのか
中小企業においては、限られた人数の中で人材を育て、チームとして成果を上げていく必要があります。そのためには、リーダーやマネージャーが部下の行動や姿勢を適切にフィードバックし、軌道修正を促すスキルが求められます。
「叱る」という行為が適切にできることで、以下のような効果が期待できます:
部下の成長スピードが上がる
組織の信頼関係が強くなる
離職率の低下につながる
エンゲージメントが向上する
近年では、信頼関係を土台にしたチームビルディング研修や、「叱る」と「ハラスメント」の違いを学ぶハラスメント予防研修へのお問い合わせも増えています。
リーダーが適切に「叱る」ことで、健全で風通しのよい職場づくりに貢献できるのです。
■弊社の研修プログラムについて
弊社では、「怒る」と「叱る」の違いを体感的に理解し、リーダーとしての伝え方を身につけるための各種研修プログラムを提供しています。
・1on1コーチング研修
・リーダーシップ研修
・フィードバックスキル研修
・レゴ®シリアスプレイ®を活用した体感型ワークショップ
・チームビルディング研修
・ハラスメント予防研修
特に「1on1の場面でうまくフィードバックができない」「感情的になって後悔してしまう」という声を多くいただいています。こうした課題に、具体的なスキルと内省を通して向き合っていただくことで、職場の空気が変わり、チームの力が引き出されていきます。

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「社員の指導がうまくいかない」「研修を通して組織文化を変えたい」とお考えの企業様、まずはお気軽にご相談ください。
御社の課題に合わせて最適なプランをご提案いたします。
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